お茶 × 和食 × 柴犬。
笠原から始まる、新しい体験のかたち
2026年4月29日、袋井市観光協会主催のイベント「新茶に遊ぶ」が無事に荻原製茶さんで開催されました。
春の暖かな陽気の中、茶畑には萌黄色に輝く新芽が広がり、この季節ならではの美しい景色を楽しむことができました。
当日は、袋井市観光協会の村田会長、荻原製茶の荻原社長も朝からご参加くださり、ゲストの皆さまと会話を交わしながら、場の雰囲気を温かく盛り上げてくださいました。さらに、準備から片付けまで丁寧にフォローしていただき、イベント全体を支えてくださいました。観光協会の皆さまにも、当日の運営を細やかにフォローしていただき、安心してイベントを進めることができました。
荻原製茶の社長と奥様の圭子さんからは、新茶の淹れ方を丁寧に披露していただき、参加された皆さまも香り高い新茶の味わいを楽しまれていました。
袋井市笠原地区は、静岡県内で最も歴史ある茶産地とされる地域です。しかし、その価値はまだ十分に知られていないのが現状です。そのような土地で、代々約140年にわたりお茶づくりを受け継いできた荻原製茶さんがあり、茶畑や製茶の現場を通じて、地域に根付いたお茶の文化を伝えてくださっています。
また、沖之寿司の大将には、新茶の新芽、筍、蕨の天ぷらを揚げていただきました。揚げたての天ぷらはサクサクで、春の恵みをそのまま味わえるような美味しさでした。さらに、荻原さんの竹藪で採れた筍を使ったおむすびもご用意いただき、笠原・三沢地域の春を存分に味わう時間となりました。
海外でも腕を振るい、飾り寿司の職人としても高い技術を持ちながら、本格的な日本食の魅力を伝える沖之寿司さんならではの料理に、参加された皆さまからも自然と笑顔がこぼれていました。
今回の食材には、新茶だけでなく、奥三沢の農家・山本さんが育てた蕨、荻原さんの竹藪で採れた筍も加わり、まさに地域の恵みをいただく体験となりました。
そして芝田荘からは、柴犬・豆柴たちと一緒にお茶畑の中をお散歩しました。約30分ほどの道のりでしたが、柴たちも気持ちよさそうに歩き、参加者の皆さまにも笑顔が広がる時間となりました。
現在、私たちは「JAPAN TEA SHIZUOKA」のプロジェクトメンバーとして、静岡茶をどのように発信し、他の茶産地とどう差別化していくかを考えています。その中で、笠原地区が持つ歴史ある茶文化、地域に根付いた食、そして芝田荘の柴犬たちが加わることで、他にはない独自の体験が生まれると感じています。
お茶 × 和食 × 柴犬。
この組み合わせは、単なる観光ではなく、地域の風土、人の営み、命との関わりを五感で感じる体験です。今後は、袋井市観光協会やJAPAN TEA SHIZUOKAの取り組みとも連携しながら、この地域ならではの魅力をより多くの方に届けていきたいと思います。
笠原から始まる体験が、やがて袋井市全体の観光へと広がり、遠州三山や地域の食文化、自然との周遊にもつながっていく。今日は、その新しい一歩を踏み出したような一日でした。
新茶、茶畑、春の食材、そして柴犬たち。
袋井ならではの自然と文化、人の温かさが重なった、素晴らしい時間となりました。
ご参加いただいた皆さま、袋井市観光協会の皆さま、荻原製茶の皆さま、沖之寿司の大将、そして関係者の皆さま、本当にありがとうございました。